小林歯科医院は、浅草の地で開院以来、約90年が経過しました。当院の歴史は、浅草地域の皆様とともに歩み、お陰様をもちまして、私（横田雅実　旧姓小林雅実）で三代目となる浅草地域の老舗の歯科医院です。
小林歯科医院の初代、そして、二代目医院長から私に引き継いだ当院の方針は、

  歯科は、ひとりひとりの一番身近な医療。歯の生え始める前の赤ちゃんの頃から、総入れ歯を入れる年代に至るまで、患者さんの人生に寄り添う医療。単に歯の治療のみならず、患者さんの生涯に渡る健康、そして、家族の皆さんの幸せを援助する医療者たれ。

  私は、当院初代から続くその理念をより確実なものとするために、日本国民の80％が罹患している歯周病に着目し、その病理、治療方策、そして、歯周病と生活習慣病（高血圧症、虚血性心疾患、糖尿病など）との関連性を学び、歯学博士号を与えられるに至りました。現在も、兼任講師として母校の歯学生の教育にあたっています。

「患者さんと歯科医師のマンツーマンの診療体制」

  わたしどもの歯科医院は、とてもこじんまりとしています。ですが、その特性を生かして、十分な時間を配した完全予約制をとり、アシスタントを介しない、患者さん⇔歯科医師のマンツーマンのきめ細やかな診療体制をとっています。もちろん無痛治療を心がけています。
  当院に来院される皆様にリラックスして治療を受けて頂けるよう、精神科でのカウンセリング臨床経験が豊富な院長が、ひとりひとりの患者さんとの対話を重視しています。待合室や診療室に、歯科治療の恐怖感を取り除く効果のあるアロマエッセンスを季節に応じて調合し、リラックスできる診療室づくりを行っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
  また、季節に応じた玄関先の草花、待合室の絵画や蔵書、浅草地域のイベント情報、そして、皆様にご活用頂く「掲示板」など…。単に、歯科治療だけでなく、当院にいらっしゃる皆様がお楽しみ頂けるよう心がけています。

「歯の治療を通じて美しい表情と自信をサポート」

  昨今、「審美歯科」は一般的な用語となりつつありますが、“見た目を美しくしたい”というご要望は、若い女性だけでなく、人生で多くを経験してきた方々も同様にお持ちとおもいます。わたくしどもは、すべての患者さんに対して、審美的な配慮を行った治療を施行しています。ひとりひとりの患者さんの美しさを回復するために、患者さん⇔歯科医師との密接な話し合いを通して、女性歯科医師としての視点から、各種の歯科治療（詰め物、差し歯治療、義歯治療etc.）や、ホワイトニング、成人歯列矯正などにより、皆様のお口の印象を美しく改善するよう心がけています。そして、わたしどもは、もう既に歯を失ってしまったシルバーエイジの方々の審美治療を非常に得意としています。義歯による“美しさの回復”を、女性歯科医師ならではのきめ細やかな仕事で、患者さん個々の要望に即した容貌を作るお手伝いをし、患者さん自身の「自信」の回復をサポートしています。

「怖くないよ。ママみたいな歯医者さん」

  また、院長は、自らが３人の子を持つ子育て世代の母親であることから、
お子さん達がリラックスした状態での歯科治療を実践しています。そして、頭頸部骨格発達学の知識豊富な当院の矯正歯科部長と共に、個々のお子さんの発育状況に関する情報提供と、子育てに関するママ・パパさんとのご相談を行っています。　

  私が三代目院長となってからのこれまでの15年間、上記のような医療活動を実践し、現在では、台東地域のみならず、他区や都下の東京地域、千葉県、埼玉県、また、伊豆七島の離島地域など、幅広い地域からの患者さん方に多数来院して頂いています。しかしながら、わたしどもは、まだまだ到らない部分もあり、より心あるそしてより高度な医療を提供して行きたいと考えています。
  今後もよりよい歯科医療の発展に努力する所存でございますので、より一層のご指導とご高配をたまわりますようお願い申し上げます。

                     院長　横田雅実